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mireaマガジン連載企画

ソト朝ごはん

3

大人の心に染み入る、本当の意味とは…。

2010.07.20更新

語り継がれてきた「浦島太郎」。大人の心に染み入る、本当の意味とは…。

大人になった今だからわかる、日本昔話「浦島太郎」。久しぶりに読んでみると実に感慨深いものがありまする。そして摩訶不思議なことがたくさん‥。あなた様は、どう解釈しまするか。

 まずは、太郎さんゆかりのお寺「蓮法寺」へ。物腰の柔らかい住職さんにお話を伺いました。この昔話には「孝養の精神・慈悲心・知恩報恩」の意味があるのだそう。孝養の精神は、年老いた親の面倒をみるのが子どもの務め。慈悲心は、釣り上げた亀が涙を流しているのを見て、哀れに思い、海に返してあげた思いやりの心。知恩報恩は、恩を受けたことを知って、その恩に報いること。確かに太郎さんは、両親の面倒をみるために毎日黙々と働き、せっかく釣った亀を海に返してしまったり。助けられた亀は太郎さんに恩を感じ、竜宮城へ招待した。しかし、隊員Aは驚きました。「亀は乙姫様の化身だったのですよ。もちろん、これに関しては色々な見解がありますがね。」と。なんと!! 皆さん知っていましたか! 知らないのは隊員Aだけですか! つまり、美に振り回されない男性を探しに来たのかと住職さんに聞くと「それは考え過ぎ」とひと言。住職さん曰く「人間は“永遠と絶対と美”を欲しがる生き物なんですね。しかし夢ばかりを追ってはだめだよ、という仏教の教えが含まれているんですよ。真実を見なさいということですね」。まったく奥が深いよ、「浦島太郎」。

浦島太郎さんに、ちょっと触れて来ました。

一朝一夕では語り尽くせないくらい、実に奥が深い、…深過ぎです。そこで、太郎さんにちょっと触れる“浦島太郎スポット”を巡って来ました。

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蓮法寺(神奈川区七島町)にある亀齢塚の石碑。こちらは平成7年に横浜市地域文化財(有形民俗文化財)に指定されました。それにしても、間近で見ると大迫力、思わず「不老長寿」を拝む隊員A。

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浦島太郎伝説にまつわる資料が残されている蓮法寺。高台にあって気持ちの良い所です。

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見過ごしてしまうくらい、さり気なくあります。大口一番街の片隅にちんまりと「足洗川」の碑。七島と大口通との境を流れていた川で浦島太郎が足を洗ったという説。子安通一丁目には太郎が足を洗ったという井戸も。

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京浜急行線「仲木戸」駅から、瑞穂ふ頭方面に海へ向かって、ちょっと小道に入ると、下に運河が通る「龍宮橋」があります。華麗な橋を妄想していたのですが、いたって普通の橋でした。橋のたもとに記載された「りゅうぐうはし」。「ばし」ではなく、「はし」でした。

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神奈川地区センター入口のタイルは、波を意匠化した青海波文様が描かれています。同心の半円形を左右交互に重ねて波を表した青海波文様は、無限に広がる吉祥の波と考えられています。ここに立つと不思議に心が洗われた隊員A。

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同じく神奈川地区センター付近の車止めに亀。やけに丸く、サッカーボールみたいですが、まぎれもなくこれは亀。手前に顔と、パタパタ動きそうな前脚があります。

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ふと何かに呼ばれて上を向くと、亀…(すみません、呼ばれたというのは大袈裟です)。街灯の頂上に見えるは、亀と青海波文様。なんともいえない微笑ましい風景です。

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浦島町町内会が所有する「浦島太郎山車」は、高さ約5m! 毎年8月の夏祭りに倉庫から出してお披露目されます。

左手に玉手箱があるということは、楽しかった竜宮城を去る時の太郎さんなのですね。町内会長さんがお手持ちの写真を提供してくださいました。感謝。

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