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ナオト・インティライミ (mirea23号掲載) |
2010.7.20更新 |

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太陽のように眩しいアルバムが完成
音の世界旅行を一緒に楽しもう!
異国の音楽文化を求めて世界を放浪した1年半
人生の挫折を経験し、7年前に世界一周の旅に出かけたナオト・インティライミさん。
南米ペルーを旅したとき、インカの時代から何千年と続く太陽の祭り“インティ(=太陽)ライミ(=祭り)”という言葉に出会い、生涯お祭り男、パーティマンであり続けたいという思いから、その名を付けた。
1年半かけ放浪した国は、北はイギリスから南のアルゼンチンまで28カ国におよんだ。
「レゲエのジャマイカ、キューバ音楽のカリブ海、ラテンの南米、フラメンコのスペイン。
独自の音楽文化がある国に行こうと思ってました。新しい国に着いたら、まずその国の一番ホットな音楽を体感するべく、ライブスポットを探す。
そこで刺激を受けると居ても経ってもいられなくなって、飛び込みでセッションに参加したり。音楽を聴くだけじゃなく、体感して、吸収していきました」
さらには街角でストリートライブ、ライブレストランで即興演奏、はたまたアラファト議長の前で『上を向いて歩こう』を歌うなど、その度肝を抜く行動力とポジティブさで、様々な音楽と人に出会っていった。
「日本にいた頃は、音楽に対して構えすぎていたところもあったけど、旅に出てからは、メロディや言葉、アレンジのアイディアがどんどん溢れてくる。全身の毛穴が満開! みたいな(笑)。イスラエルで買ったギターと共に、作ったネタは数百曲にのぼりました」
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旅をともに楽しむように一体感を大事にしたアルバム
帰国後、“ナオト・インティライミ”として活動を開始。今年2枚のシングル『カーニバる?』『タカラモノ〜この声がなくなるまで〜』を立て続けにリリースし、満を持して1stアルバム『Shall we travel??』を発表。サンバにレゲエ、ラップにブレイクビーツと、音の世界一周旅行とも言えるジャンルレスなハッピーチューンが詰め込まれている。
「アルバムの中で、旅の途中で作った曲は1曲か2曲だけ。ほとんどがこの1年から半年で新しく書き下ろした曲です。一度体に吸収されて血や肉になった音たちが、無意識のうちにそんな形になりましたね。今一番やりたいことが、この1枚に凝縮されてます」
タイトルにもあるように、音楽(メッセージ)を聴くだけではなく一緒に楽しむ(=旅に出る)“一体感”がキーワードでもある。
「歌詞にも“一緒に”っていう言葉を多く使っているけど、俺のエネルギーの源は人。人が好きで、相手をもっと知りたい、俺を知って欲しいと思うと、自然と体が動き出している。ライブもそうだけど、人とコミュニケーションをとるのが好き。だからライブマンとして、これからも変える人生の大きな転換期となったようだ。
世界中を旅したナオトさんに、横浜・みなとみらいの印象について聞いてみた。
「港町の共通する雰囲気ってあるよね。スペインのアルへシラス、トルコ、イスタンブール、エジプトのダハブにも少し似ているかな。外からの物や人が入って出ていく。出発感に満ちあふれるワクワク感もイイね。あと海の風が感じられるのも好き」
どこにいても自分らしく、思いのまま前向きに生きる。人と触れ合うことを原動力にし、周りに笑顔とハッピーを還元する。そんな姿は、私たちを照らし導いてくれる“太陽”のような存在だ。落ち込んだとき、悲しいとき、ナオト・インティライミの歌はいつも私たちのそばにいてくれるはずだ。
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もっともっと! 知りたい!!
Q.会ってみたい人は?
A.アラファト議長にまた会いたい。
Q.生まれ変わったら何(誰)になりたい?
A.女性。生きてる感じが全然違うでしょ? 興味ある!
Q.死ぬ前に食べたいものは?
A.白飯、味噌汁、漬け物のセット。380円(笑)。
Q.異性のフェチポイント。
A.言えない…(笑)。言える範囲内だと声。
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Q.初めて買ったCD(レコード)は?
A.『スーパーマリオブラザーズ』のサントラ。ちなみに2枚目は、そのCDのオーケストラ盤。
Q.好きな映画は?
A.『千と千尋の神隠し』。20回観たうちの19回は、ロンドンで観た。
Q.人生のモットーは?
A.生きてこそ。死んでしまったら、全てが終わる。
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本誌に載せられなかったインタビューのこぼれ話を公開!
ナオト・インティライミさんの旅の逸話といえば、アラファト議長の前で『上を向いて歩こう』を歌ったエピソードが有名だ。
「中東を旅していると、平和について考えることが多くて。自分に何ができるだろうと考えたとき、自分には歌しかない! で、アラファト議長の前で歌おう!って」
街の人に聞きながら、アラファト議長がいるという議長府を突き止めたナオトさん。世界的に有名な要人だからセキュリティも厳しいはずだが、いったいどうやって潜入したのだろうか。
「アラファト議長に会うまでに、関門が3つくらいあって。2つ目ぐらいまでは、『元気?』みたいな挨拶のノリで行けちゃった。3つ目の最後の関門には大きな門があって、門番には銃を持った兵士がいて。そこでは、ジャーナリストになりすまして入りました」
その後、話が分かりそうなキーマン的人物を見つけ、歌を歌いたいと直接交渉。会議室で20分程待たされた後、いよいよアラファト議長と対面することに。
「超震えましたね(笑)。そこでアラファト議長の目の前で、アカペラで『上を向いて歩こう』と歌って。その日の夜食事会に招かれて、通訳を通してだけど、アラファト議長とマンツーマンでお話させてもらいました」
その日は議長府に泊まり、それから2泊3日も議長府に宿泊させてもらったそう。
「タダ寝タダ飯なんて、バックパッカーには最高の環境でしたよ(笑)。その後、自分の荷物が置いてあったエルサレムの安宿に戻ると、宿のオヤジに『おお、見た見た!うちに泊まってたやつじゃないか!』って驚かれて。というのも、議長府に宿泊していた時、現地の国営放送がアラファト議長の前で歌った日本人として撮影に来て、パレスチナ中にTV放送されてたみたいです」
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Profile
三重県生まれ、千葉県育ち。03年8月から世界28カ国を1人で放浪し、各国で音楽と文化を体感する。09年5月にミニアルバム『ウルトラC』をリリース。ソロ活動の他、Mr.Childrenのギター・コーラスとしてサポートメンバーに抜擢され、09年11月からの5大ドームツアーにも同行した。今年4月に1stシングル『カーニバる?』5月に 2ndシングル『タカラモノ〜この声がなくなるまで〜』を連続リリース。そして待望の1stアルバム『Shall we travel??』が、旅の放浪記をまとめた文庫本『世界よ踊れ』(幻冬舎)と同時に発売したばかり。
http://www.nananaoto.com/
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●リリース情報
7月7日発売
『Shall we travel??』
ユニバーサルシグマ
¥3,500(初回盤/CD+DVD)
¥3,000(通常盤/CD) |
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