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職人の手技によって作られたカタチあるモノ。
きらびやかな派手さはなくても、見る人の心を動かす“モノ”。
そして、モノ作りへの熱い情熱。実直にひとつのことを続ける難しさ、そして素晴しさを伝えていきます。
三浦郡葉山町 ビーチサンダル専門店「げんべい商店」のビーサン
初代、源兵衛氏が葉山で小売りをはじめてから150年の歴史を持つ「げんべい商店」。今やビーチサンダルといえば「げんべい」という圧倒的な存在感がある。現在5代目の店主、中島さんに話を聞いた。「僕にはトラウマがあるんですよ(笑)。数年前、友人と飲んだ帰り、逗子駅から乗ったタクシーの運転手さんに、げんべいまでお願いしますと言ったら、知らないと言われて。それから怖くて、げんべいまでって言えません(笑)」。今でこそ中島さんは笑いながら話してくれるが、店を任されてからの数年は迷いがあったという。 そうだ、うちはビーサン専門店なんだ! かつて建設会社の営業マンをしていた中島さん。跡取り娘純子さんとの結婚を機…
鎌倉市七里ガ浜東 JONAS GLASS VISIONのガラスアート
ガラスの中に何かを閉じ込めるのが好きだというガラスアーティストのヨーナスさんのアトリエを訪ねた。代表作を伺うと、丸いガラスの中にはじけた波が弧を描いた作品を見せてくれた。「最初は波の形状をそのままオブジェにしていたんですが、球体の中に波が入っていたら、より水の感じが出ていいんじゃないかと思い、作ってみたんです」。ずっしり重く、もちろん硬いガラスなのに、トロンと水が揺らいでいるような不思議な魅力にあふれている。波以外にも、絵や写真、ロゴマークなどを入れた作品はクールでかっこいいのに、どこか温かみを感じる。 一番好きなことを仕事にしない理由 「昔この辺りは、乗馬クラブや牧場があったんですよ。…
青葉区しらとり台 高橋食品の豆腐
それはみごとに少しもカタチを崩すことなく、美しく箸に乗る。口に運ぶ動作にも微塵の揺らぎを見せず、どっしりとした存在感。それなのに、口に含むと同時に柔らかく滑り、大豆の芳香を淡く残して消えていく。豆腐って、こんなにも美味しいモノだったのかと今さらながら驚く。「美しく食べてもらいたいんです(笑)。私が目指すのは小さなひとかけらも皿に残らない、そんな豆腐なんです。しっかりとして扱いやすいのに、食べてみると柔らかい。食べる過程にも美学があるっていうと大げさかもしれないけれど、そのほうがやっぱり美しいじゃないですか」。極上の旨みを放つ豆腐を作り続けている高橋さんの言葉だ。 一日として同じ味にはならない…
三浦郡葉山町 Ko'da-styleのカバン
「好きな人と手をつないでいる、あの感じがイメージかな」。そんな素敵なことを言われ、こうださんの作るカバンのハンドル部分を握ると、確かにどれも手にフィットして心地いい。硬い帆布の生地は手のなかで主張するものもあるが、こうださんのカバンにはそれがない。なぜなら、モノ作りへのこだわりが反映されているからだ。「トートバッグは腕に掛けるより、手に持ちたいと思うんです。だから僕が作るカバンはすべて手のひらのおさまりが良く、持っていて安定感が出るように作っています。この感触にするために、いろいろと細かい作業工程があるんですけれどね(笑)」。 見よう見まねで始めたカバン作り 13年前まで大手物販店に勤めてい…
横須賀市根岸町 和風ドールハウス
「今日も作品づくりで忙しい!アラ、気がついたら、もう100歳になっていたワ、という感じになりたいなぁ」と、お気に入りの作業部屋で豪快に笑う髙橋さん。しかも、もっと難しいモノにチャレンジしたいとエネルギッシュだ。約15年前から独学でドールハウスを作り始めた。手先の器用さは生まれ持ったものなのだろう。子どもの頃、理科の宿題で模写した葉っぱを見て驚いた先生から、クラス便りのさし絵を頼まれたことも。14年間勤めた地元の和菓子工場でも髙橋さんの力が発揮された。「毎日、朝から晩まで和菓子を作っていました。皆は肩が凝ると言っていたけど、私は全然平気。むしろ細かい作業が楽しくて仕方なかった。そんな私を職人さ…
![街を彩る、ヒト・モノ・コトを結ぶ[ミレア]](/commons/images/logo.jpg)





